認知心理学研究
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原著
Evaluating the potential of CogEvo to detect early neurocognitive declines in healthy middle-aged and elderly individuals within Japan
Tetsuya Takaoka, Keiji Hashimoto, Nobuyuki Kawate
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2025 年 22 巻 2 号 p. 115-123

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抄録

本研究は健康な中高年者を対象として,コンピュータを用いた認知機能評価ツールであるCogEvoの年代ごとの基準点を決定し,その特徴を検討することを目的とした.さらに,CogEvoを用いてMoCA-Jスコアが25点以下の人を検出するときの感度と特異度も検討した.この研究は横断的研究であり,2つの二次データからなるデータセットを用いた.データ1は株式会社トータルブレインケアから提供された一般市民の参加者のCogEvoスコア,年齢,性別のデータで,人数はCogEvoのタスクごとに異なる(726~1421名).データ2は地域在住の中高齢者20名のデータで,背景とCogEvoスコア,MoCA-Jスコアが含まれている.解析の結果,CogEvoからMoCA-Jスコアが25点以下の人を検出する感度は66.7%,特異度は63.6%と高くなかった.しかし,データ1でCogEvoのFlashing Lightsスコアが60歳代から低下し始めており,CogEvoは健康な中高年の加齢に伴う視覚運動認知機能低下を検出するのに有効である可能性が示唆された.

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© 2025 日本認知心理学会
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