日本冠疾患学会雑誌
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症例報告
メタルステントを留置後,亜急性ステント血栓症を認めた1 例
玉置 哲也猪野 靖久保 隆史谷本 貴志山口 智由田中 篤今西 敏雄赤阪 隆史
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2014 年 21 巻 2 号 p. 106-110

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抄録
症例は63 歳男性.急性前壁心筋梗塞にて緊急冠動脈造影を施行し,左冠動脈前下行枝(LAD)# 6 および回旋枝(LCX)# 11 の完全閉塞を認めた.大動脈内バルーンパンピング補助下に責任病変のLAD に対しeverolimus-eluting stent( EES)3.5×15 mm を留置し,引き続き血栓像を認めたLCX に対してもbare metal stent(BMS)4.0×23 mm を留置し再灌流に成功した.術後2 剤による抗血小板療法を開始し,経過良好であったため,第4 病日に大動脈内バルーンパンピングを抜去した.しかし第9 病日に心電図変化を伴う胸痛が出現したため,緊急冠動脈造影を施行し,LCX に留置したBMS 内での完全閉塞を認めたため,引き続き血栓吸引とバルーン拡張を行った.今回ST 上昇型心筋梗塞に対しEES とBMS を留置し,BMS 留置部に亜急性ステント血栓症を生じた症例を経験したので報告する.
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© 2014 日本冠疾患学会
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