Zairyo-to-Kankyo
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解説
溶接構造物の信頼性に関する国際問題
増渕 興一
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2008 年 57 巻 11 号 p. 461-465

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抄録

私の職業的人生は日本における運輸技術研究所,米国オハイオ州にあるバッテル記念研究所,及びマサチューセッツ工科大学に関連していた.溶接は多くの構造物の建造に非常に重要な技術であるが,加熱により残留応力や変形を生じ各種の破壊を起こすことがある.私はこれらの問題に関する研究に永年関係して来た.私の活動の大部分は研究機関を通じての研究であったが,ある程度のコンサルティング作業も行った.コンサルティング活動の一部は日本の企業が建造し外国に輸出した物件に関連したものであった.今後を考えると外国に輸出された溶接構造物の数は増加し,使用年数も増加して行くからこれらの構造物の破壊問題は重要になって行くと考えられる.

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© 2008 公益社団法人 腐食防食学会
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