公益財団法人鉄道総合技術研究所 材料技術研究部 防振材料
九州大学大学院 工学研究院 社会基盤部門
九州大学 工学府 都市環境システム工学専攻
2015 年 64 巻 7 号 p. 307-310
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塗替えを行った塗装鋼構造物において塗膜下腐食が生じる要因の一つに,鋼素地にさびが残存した状態で塗装を行うことが挙げられる.そこで,本論文では,塩水噴霧試験によって作製したさび鋼板のさび状態を調べるとともに,さびを残した状態で塗装した場合の塗膜耐久性について評価した.塩水噴霧後,素地調整を行った試験片の外観は,明るい色相のさびの領域,暗い色相のさびの領域,鋼素地が露出した領域に区分される.塗装後に行った腐食試験の結果,塗膜膨れは,暗い領域およびその近傍で生じることが分かった.
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