株式会社神戸製鋼所
2022 年 71 巻 6 号 p. 183-186
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バイオマス燃料中に含まれる塩分が,鋼材の高温腐食に及ぼす影響を調査するため,SO2雰囲気下においてCl2ガス濃度及び付着塩分比率を変化させた試験を実施した.Cl2ガス添加環境において,灰中の塩分比率が50%を超えると鋼材の腐食量は急激に増加した.この原因は,溶融塩中に気相からのCl2ガスの溶解と鋼材からの鉄イオンが溶解することで,高い腐食性を持つ塩化鉄が生成したためと考えられる.
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