株式会社神戸製鋼所 ソリューション技術センター 北海道大学大学院工学研究院
北海道大学大学院工学研究院
2023 年 72 巻 2 号 p. 48-56
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積雪環境下における鋼材の埋雪深さが腐食挙動に与える影響を評価した.地面(建屋屋上の床面)からの高さに由来した熱による融雪状況の違いが鋼材表面での水膜とさびの生成に影響を与えた.100 mmは800 mmよりもさびの形成と水膜維持によるFe2+イオンの溶出が多く生じるため腐食量が多くなった.試験面の向きも水膜維持に影響を与え,上向きでは水膜が試験面全面に広がりさびが生成するが,下向きでは雪と接した部分にのみさびが生成し,腐食量も少なくなった.
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