循環器理学療法学
Online ISSN : 2758-0350
実践・活動報告
第 6 回日本循環器理学療法学会学術大会を終えて
田畑 稔
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2023 年 2 巻 1 号 p. 43-46

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抄録

本学術大会の開催準備が始動した 2018 年 12 月,心血管疾患の発症・重症化予防に取り組むことにより健康寿命の延伸等を図り,あわせて医療及び介護に係る負担の軽減に資する心血管疾患に係る対策を定めた基本法「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中,心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が議員立法により成立・公布し,2019 年 12 月に施行された.

この基本法の基本理念として,心血管疾患患者に対する良質かつ適切なリハビリテーションを含む医療の迅速な提供,心血管疾患患者及び心血管疾患の後遺症を有する者に対する福祉サービスの提供および保健,医療及び福祉に係るサービスの提供が,居住する地域にかかわらず等しく,継続的かつ総合的に行われることに加えて,心血管疾患に関する専門的,学際的又は総合的な研究が企業及び大学や他の研究機関の連携が図りつつ推進し,心血管疾患に係る予防,評価,診療,リハビリテーション等に係る技術の向上及び他の研究等の成果を普及し,提供されることが掲げられている.

本学術大会は,この基本法を踏まえて,学術大会テーマを「心血管疾患の重症化予防に資する心血管理学療法—健康寿命の延伸を図るための方策の構築—」とし,心血管疾患に係る斬新な予防,評価,診療,リハビリテーションに関する研究課題の推進を図るとともに,理学療法技術や研究成果の発表,提供により,全国何処に居住していても心血管疾患患者に対する保健,医療及びリハビリテーション,福祉に係るサービスが等しく継続的かつ総合的に提供されることを祈念し開催した.本稿では,第 6回日本循環器理学療法学会学術大会の開催について概説する.

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© 2023 ⼀般社団法⼈ 日本循環器理学療法学会
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