日本教科教育学会誌
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バングラデシュにおける33年間の中等学校科学教育に関する動的考察
ラーマン マハブブル
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1981 年 6 巻 1 号 p. 27-33

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抄録
本研究は,バングラデシュの中等科学教育の顕著な問題点を指摘し,日本の中等科学教育の歴史的発達によって,それらの問題を解決するための糸口を見つけることである。バングラデシュの中等学校における科学教育は,ゼネラルサイエンスという教科の中で教えられており,将来,専門科学の分野へ進まない生徒にとっても必修であり,生徒は,ゼネラルサイエンスを一般教育として学習している。中等科学教育の問題は,教授方法,教科書,教材,教師用ハンドブック,などにおいて顕著である。それに,科学教育の目的と,実際のゼネラルサイエンスの教授方法との間に,大きな隔りがある。それゆえ,日本の中等科学教育の発達の歴史には,さまざまな特色を見つけることができる。これらの点は,バングラデシュにおける中等科学教育の改革の視点を明確にしてくれるように思う。
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© 1981 日本教科教育学会
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