日本作物学会紀事
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栽培
群馬県稲麦二毛作地帯における水稲の新育苗技術と施肥技術による低コスト・省力化の評価
高橋 行継吉田 智彦
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2006 年 75 巻 2 号 p. 126-131

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抄録
群馬県東部平坦地域を中心とした稲麦二毛作地帯の水稲栽培の新育苗技術と施肥技術による低コスト・省力化を経済性, 省力性両面から評価した. 経済性に関しては10 a当たり経費, 省力性に関しては育苗の技術では取り扱い育苗箱積算重量, 施肥技術では10 a当たりの労働時間によって評価を行った. その結果, 新育苗箱育苗法及び培土減量育苗法は経費, 労働時間がそれぞれ30~36%の低減, 平置き出芽法, 本田全量基肥法は作業時間のみ30~33%の低減, 育苗箱全量基肥法は経費が17%, 労働時間は94%の低減となった. 個々の技術を体系化した「新育苗箱育苗法+平置き出芽法+本田全量基肥法」及び「培土量減量育苗法+平置き出芽法+育苗箱全量基肥法」の2つの体系を「従来育苗箱育苗法+標準培土育苗法+無加温積み重ね出芽法+本田分肥法」から構成される標準技術と比較したところ, 経費が前者で6%, 後者で30%, 労働時間は共に33%の低減となった. また, 後者による現地試験を2か年間実施した結果, 水稲の生育・収量は標準体系とほぼ同等であり, 収量・品質への影響もなく, 導入可能な技術であると判断した.
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© 2006 日本作物学会
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