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日本作物学会紀事
Vol. 81 (2012) No. 3 p. 357-362

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http://doi.org/10.1626/jcs.81.357

連載ミニレビュー

近年,網羅的・包括的な解析であるオミックス解析では,DNA,RNAに加えて蛋白質,代謝物等も解析対象になってきている.アミノ酸やカルボン酸などに代表される極性低分子のメタボローム解析では,分子選択性の高い分離・検出が可能なためキャピラリー電気泳動-質量分析計 (CE-MS) がしばしば使用される.これまでCE-MSによるアミノ酸類とカルボン酸類の測定では,各々異なったキャピラリーや泳動液が必要であった.著者らは,アミノ酸類とカルボン酸類を同一のキャピラリーと泳動液で測定することを可能にし,一組のCE-MS装置で低コストかつ効率的に測定する方法を開発してきた.本稿では,CE-MSを用いた極性低分子のメタボローム解析について著者らの確立した方法を解説するとともに,実際の植物試料での代謝解析の事例を紹介する.

Copyright © 2012 日本作物学会

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