ダイズの収穫適期(茎含水率50%以下)を生産現場で簡易かつ迅速に判断する手法として,抵抗式水分計 MR55の活用を検討し,その計測値を用いた回帰モデルおよび分類モデルによる予測精度を評価した.MR55による全茎計測は,茎含水率の予測精度が高く,収穫適期判定においても優れた分類性能を示した.また,主茎上部のみの計測においても,全茎計測と同等の茎含水率の予測精度を示し,さらに分類精度は全茎計測を上回る結果を得た.本手法は,茎の細断を必要とせず,少ない計測回数で収穫適期の判定が可能であることから,現場での迅速な茎含水率測定および収穫適期判定の実用的な手段として有望であると考えられる.