国立研究開発法人 産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 健康工学研究部門
2016 年 40 巻 4 号 p. 167-172
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男性の8%以上が該当する先天性色覚障がいでは,特に赤色と緑色の識別が困難である.本稿では,これらの色識別を照明によって補助する手法について,代表的な開発事例を紹介する.これまでに,赤色の光が色識別の補助に寄与することが実験的に判明した.今後は有効な波長域の絞り込みや,有機ELに代表される次世代型照明器具への,応用の検討が望まれる.
日本色彩学会論文誌
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