日本色彩学会誌
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デジタル生成による並置混色文様のテキスタイルへの応用
光武 智子合原 勝之吉澤 陽介
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2017 年 41 巻 3+ 号 p. 197-198

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抄録
 本稿では,造形要素の「部品化と構造化」をテーマとして,「チェック柄」のプリントデザインを試作することで,パソコンによる造形手法の可能性とその視覚的効果について考察した. 造形要素の「部品化と構造化」による造形手法では,簡単な造形的パラメータの変化で,多様で複雑な造形を生み出すことができる.この手法の主な利点は以下の2つである.①「多くの試作を短時間で行うことができる」ことと,②「結果をイメージしにくい複雑な造形を自動的にデザインできる」ことである. 今回は,基本ユニットの中での色面配列の変化については,試作を行わなかったが,この変化によって,いわゆる「柄」の変化を簡単に生み出すことができる. また今回は,「チェック柄」を制約条件としてデザインしたが,多くのリピートデザインやタイリングデザインでも同様な効果が期待できる. 実際に即した試作も大切であることから,大判(約1000mm*1500mm)の布に出力することで,その効果を実感できた. 実際のデザインにおいては,開発スピードと表現の鮮度が強く求められる. 今後は,より多くの試作を行うことで,この「部品化と構造化」による造形手法の可能性をさらに検証したいと考える.
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