日本作物学会関東支部会報
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14 ダイズの葉の老化に対する莢切除の影響 : エンレイとタチナガハを用いて
大川 泰一郎佐藤 彩石原 邦
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p. 37-38

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抄録
光合成産物を供給する器官(ソース)と利用貯蔵する受容器官(シンク)とは密接な関係があることが各種の作物でしられている。イネ、コムギではシンクである穂を切除すると、光合成速度からみたソースである葉の老化が抑制されることが明らかにされている。本研究では、ダイズ品種エンレイとタチナガハ(多収性)を用いて、すべての莢を除去する処理(全莢切除区)と、各節莢1つを残してその他の莢をすべて除去する処理(1莢区)とを行い、異なる処理程度の莢切除が葉の老化に及ぼす影響について、葉緑素計(CT-101, SME社製)を用いて検討を行った。
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© 1995 日本作物学会関東支部
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