日本作物学会関東支部会報
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47 食用ヒマワリ種子における貯蔵物質の蓄積構造
前島 みさと松田 智明新田 洋司
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p. 106-107

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抄録
ヒマワリは種子の子葉柔細胞中に貯蔵物質を蓄積する. 貯蔵物質中で最も多量に蓄積されるのは脂質で, 55-60%を占め, タンパク質は約20%, 糖質は約15%とされている. ヒマワリ油は食味がよく, リノール酸, トコフェロール, 植物ステロールなどを多量に含むことから, 近年関心の高まりがみられる. しかし, ヒマワリ種子における貯蔵物質の蓄積構造については, 脂肪種子の乾燥が困難なこともあってか, 走査電子顕微鏡レベルの情報が極めて少ない. 本報では, O-D-O法を適用して貯蔵物質の蓄積構造を明らかにした.
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© 2003 日本作物学会関東支部
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