前半で,2011年11月に発表された国立大学図書館協会・学術情報委員会の報告書「電子環境下における今後の学術情報システムに向けて」における学術情報システムの今後の課題及び電子出版物の「資源共有」の課題と総合目録の意義,大学図書館間の相互協力と国立情報学研究所との協力連携の強化について説明する。後半では,「報告書」では取り上げなかった電子出版物の資源共有以外の特性とそこから生じる大学図書館の課題(①入手と提供,②資料保存)について述べ,これに対して大学図書館が連携して関係機関や出版関係者と協働することを提案する。