抄録
【目的】本邦において多様な剤形を有し,低年齢から処方されているアセトアミノフェンと抗アレルギー薬に注目してその処方実態を調査した.【方法】2019年-2021年のきはら薬局における,0歳-12歳のアセトアミノフェン,抗アレルギー薬が処方されている処方箋について,年齢別・剤形別の処方箋数を調査した.さらに,2018年度NDBオープンデータから5歳区分ごとの処方数上位100位に含まれるアセトアミノフェン製剤を集計し,本薬局でのアセトアミノフェン製剤の同年齢区分の処方箋数を比較した.【結果】本薬局ではアセトアミノフェンの錠剤は5歳から処方があった.抗アレルギー薬は9歳から錠剤が処方され,OD錠やチュアブル錠は5歳,6歳から処方されていた.NDBオープンデータでは5歳-9歳で錠数として約 980万錠の錠剤の処方があった.【結論】5歳,6歳以降の小児へ,錠剤が使用されている実態を明らかにした.