東海大学理学部
株式会社総合環境分析
東海大学教養学部
2002 年 12 巻 1 号 p. 147-152
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本研究では, 水質汚濁防止法に掲げられている環境基準項目かつ排水基準項目であるチウラム, シマジン, ベンチオカーブを測定対象物質として, その分析法の検討を行った。その際, 排水基準に定められている揮発性有機化合物11種類に含まれていない抽出溶媒であるアセトンに着目し, その効果を調べた。その結果, 固相抽出法とHPLC/UV法を併用することにより, これら農薬の環境基準値および排水基準値を満たすことができ, HPLC/UVにより同時に分析できることを示した。
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