東京農工大学大学院共生科学技術研究部生存科学研究拠点
2005 年 15 巻 2 号 p. 239-246
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ポリクロロジベンゾチオフェン, チアントレン, フェノキサチインは, ダイオキシンと構造が類似している含硫黄複素環化合物である。これまでにこのような含硫黄複素環化合物が環境試料から検出され, Ahレセプターを介したダイオキシン様内分泌攪乱作用を示す可能性が明らかとなったことから, これらに注意を払う必要がある。本報では, このような塩素化含硫黄複素環化合物の環境レベル, 発生源, ダイオキシン様内分泌攪乱作用の可能性を報告した既往の研究をレビューする。
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