日本大学病院リハビリテーション科
日本大学病院整形外科
2020 年 32 巻 1 号 p. 1-5
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大腿骨近位部骨折患者では約60%が栄養障害にあり,術後合併症や死亡率上昇に寄与している.そこで大腿骨近位部骨折患者の栄養評価と筋力およびADLの関連について検証した.栄養状態リスクのある患者はリスクのない患者より退院時ADLが有意に低く,筋力がADL獲得に影響していた.栄養状態リスクがある場合は運動療法と並行して術前から適切な栄養管理を行うことで機能的予後を改善できる可能性が示された.
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