東日本整形災害外科学会雑誌
Online ISSN : 2433-569X
Print ISSN : 1342-7784
学術集会発表論文
外側型腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下椎間板切除術の術後長期成績
小原 尚吉本 三徳板橋 秀尚山下 敏彦
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 33 巻 1 号 p. 64-67

詳細
抄録

外側型腰椎椎間板ヘルニアに内視鏡下椎間板切除術を施行し,術後5年以上経過した症例の臨床成績を評価した.49例に手術を施行し,5年以上経過観察しえた症例は32例を対象とした.平均観察期間は10.9年であった.JOAスコア,VAS(下肢痛),SF-36は,術前と比較して術後5年,最終経過観察時に有意な改善を認めた.外側型腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下椎間板切除術は長期的にも有用な治療法であると考えられた.

著者関連情報
© 2021 東日本整形災害外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top