開大式脛骨高位骨切り術（OWHTO）と同時にベーカー嚢腫関節鏡視下開口部拡大術を施行した2症例

伊東 美栄子; 萩原 敬一; 木村 雅史

doi:10.24645/jejot.33.2_123

学術集会発表論文

開大式脛骨高位骨切り術（OWHTO）と同時にベーカー嚢腫関節鏡視下開口部拡大術を施行した2症例

伊東美栄子, 萩原敬一, 木村雅史

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キーワード: ベーカー嚢腫, 関節鏡, 開大式脛骨高位骨切り術

ジャーナルフリー

2021 年 33 巻 2 号 p. 123-126

DOI https://doi.org/10.24645/jejot.33.2_123

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抄録

われわれは変性による膝関節痛とともに，症候性ベーカー嚢腫を合併した患者に対し，open wedge high tibial osteotomy（以下，OWHTO）と同時に処置を追加し症状が比較的早期に改善した2症例を経験したので報告する．方法は関節鏡で嚢腫との開口部の拡大を行い，術前計画に沿ってOWHTOを施行した．術後1～2ヵ月で嚢腫の縮小を認め，1年以上経過しているが，ベーカー嚢腫の再発を認めていない．

責任著者(Corresponding author)

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