東日本整形災害外科学会雑誌
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Print ISSN : 1342-7784
学術集会発表論文
椎体形成術後に再発した腰椎aggressive hemangiomaの1例
岸 達也関口 達也加藤 裕幸檜山 明彦酒井 大輔渡辺 雅彦
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キーワード: 硬化療法, 椎体形成術
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2023 年 35 巻 1 号 p. 34-39

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抄録

腰椎aggressive hemangiomaに伴う病的骨折に対して血管塞栓術およびβ-TCPを用いた椎体形成術を施行したが,3年後に再発を認めた.本病態に対して定まった治療法やストラテジーはないが,今回ポリドカノロール(以下PD)を使用した硬化療法を施行し術後早期に症状の改善を認めた.低侵襲であることが本治療の強みであるが,今後も再発がないか慎重な経過観察が望まれる.

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© 2023 東日本整形災害外科学会
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