昭和大学整形外科
昭和大学横浜市北部病院整形外科
2023 年 35 巻 4 号 p. 460-464
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症例は転倒して右手をついた63歳女性.橈骨遠位尺側の横径6.2 mmの骨片を有するulnar split型の関節辺縁Colles骨折に対して,橈骨遠位掌尺側からと掌側からminiplateを2枚用いて固定した.転位なく癒合し,術後10ヵ月でMayo wrist scoreは85点,DASH scoreは11.6だった.尺側方向への転位を予防しえた尺側からのバットレスプレートは有用であった.
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