2018 年 25 巻 2 号 p. 62-65
Terrible triad損傷の6例を報告する.橈骨頭骨折Mason分類type I 1例,type III 5例.鉤状突起骨折がO'Driscol分類tip type 2例,anteromedial type 2例,Basal type 2例で,LCL損傷6例.鉤状突起骨折がTBW 3例,HBS固定1例,plate固定1例で1例.橈骨頭骨折はAcutrak固定1例,HBS固定1例,plate固定1例,人工橈骨頭2例.LCL損傷は靱帯縫合を施行した.6例中2例は術後にPLRIが残存し,再手術を要した.結果はJOA-JES scoreは平均78点,Mayo Elbow Scoreは全例95点以上で,PLRIを来たした症例はなかった.Terrible triad損傷は3DCTを用いた正確な評価に基づく治療が不可欠である.鉤状突起骨折の骨折形態や周囲の損傷に応じて固定法・アプローチ法を決定することも重要である.