日本肘関節学会雑誌
Online ISSN : 2434-2262
Print ISSN : 1349-7324
Ⅲ. 外傷・外傷合併症
Hook plate を用いた高齢者肘頭骨折の治療経験
飛梅 祥子加地 良雄中村 修山口 幸之助山本 哲司
著者情報
ジャーナル フリー

2020 年 27 巻 2 号 p. 81-84

詳細
抄録
 肘頭骨折に対してtension band wiring(TBW)が広く一般的に行われている.著者らは高齢者の肘頭骨折に対してhook plate(Depuy Synthes Japan社,東京)を用いて内固定を行ったので治療経験を報告する.対象は女性 6例,平均年齢77歳で骨折型はMayo分類 typeII-A 4例,Type II-B2例であった.結果,平均可動域は屈曲124.2度,伸展 -12.5度であった.1例に術後1週に骨折部転位を確認したためTBW法にて再手術を施行した.最終的には全例骨癒合を得た.肘頭骨折に対するhook plateの適応について考察を加え,当院での治療経験について報告する.
著者関連情報
© 2020 日本肘関節学会
前の記事 次の記事
feedback
Top