日本肘関節学会雑誌
Online ISSN : 2434-2262
Print ISSN : 1349-7324
Ⅲ. 外傷・外傷合併症
尺骨鉤状突起骨折に対するHand 用ロッキングプレートの使用経験 -Hand用ロッキングプレートは尺骨鉤状突起骨折に対して適正か-
本田 祐造
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2024 年 31 巻 2 号 p. 93-96

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抄録
 尺骨鉤状突起骨折に対してHand用プレートを切離・弯曲してフック状に作製したフックプレートを用いて内固定を行なった5例5肘の治療成績を調査した.骨折型はO'Driscoll分類でanteromedial subtype 2:1例,subtype 3:1例,tip subtype 2:2例,およびbasal:1例であった.肘関節前方アプローチで尺骨鉤状突起骨片を展開し,Hand用プレートを作製したフックプレートで尺骨鉤状突起骨片を母床へバットレス固定した.術後は10日以内に肘関節可動域訓練を開始した.全例で骨癒合が得られ,肘関節可動域は屈曲134° ,伸展-14° ,回内 74° ,回外76° ,JOA-JEA score 90.4点であった.今回使用したフックプレートは自由度が高く,尺骨鉤状突起骨折に対して有用であると考える.
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© 2024 日本肘関節学会
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