2025 年 32 巻 2 号 p. 189-191
【はじめに】リストカールの角速度が前腕屈曲回内筋群(FPMs)である橈側手根屈筋(FCR),尺側手根屈筋(FCU),浅指屈筋(FDS)の筋活動に及ぼす影響について検討を行った.【対象と方法】対象は健常成人男性12名12肘(24.5±2.1歳)とした.測定肢位は,座位にて肘関節90°屈曲位とした.リストカールの角速度は,ウェアラブルセンサーを用いて60°,120°,180°,240°とし,負荷は各角速度でエクササイズを遂行できる10RMの負荷量のダンベルを使用し実施した.各角速度間のFCR,FCU,FDSの最大随意等尺性収縮の割合(%MVC)を比較した.【結果】FDSにおいて,角速度60°,120°と比較し180°,240°で有意に筋活動が増加した.【考察】本研究の結果から,リストカールの角速度を180°以上で行うと,FDSをより収縮できると考えられる.