黒木記念病院 リハビリテーション部
2018 年 11 巻 1 号 p. 49-52
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今回,当院入院中に複数回転倒し,大腿骨骨折を繰り返す症例を担当した.症例はこれまでの生活歴や既往歴から身体に傾向性が生じており,立ち上がり動作において骨折側である右下肢のみならず左下肢に不安定性が見られた.そのため関節可動域,筋力などに改善が見られても転倒を繰り返していた.そこで知覚循環を促したアプローチを行う事で身体の傾向性を軽減し,視覚的安心感を提供する事で立ち上がり動作に変化が見られたためここに報告する.
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