京都大学
2018 年 11 巻 2 号 p. 30-33
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本稿では,野沢温泉村の道祖神祭のための準備作業の中で見られた“木遣り”の協同作業を対象とした分析を行う.この作業の特徴の一つは行為の失敗が頻繁に生じており,また,こうした失敗が回避困難であるように見えることであると考えられる.そこで,ビデオデータを用いて失敗場面を微視的に分析することによって,雪上という悪環境での“瞬発的行動”に含まれる複数のジレンマが失敗の要因となっていることを特定していくとともに,行為の失敗が触覚-身体運動感覚での経験においてもつであろう価値について考察する.
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