宇野病院 リハビリテーション部
藤田保健衛生大学 医療科学部
早稲田大学 人間科学学術院
2013 年 6 巻 1 号 p. 69-72
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今回,頚部から脊柱を小さく揺する治療の効果に関して,重心動揺計を用いて定量的に評価した.その結果,揺すり治療によって構造物を見る,文字を黙読するなどの視覚課題に合わせた構えをとることが容易になることが示唆された.このことから,揺すり治療は,視覚と体性感覚が協調して働き,身体や環境の変化を知覚し,運動を自己組織化できるような身体作り,つまり運動学習できる身体作りに有効な方法と考えられた.
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