神戸大学大学院経済学研究科
2022 年 19 巻 2 号 p. 41-52
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本稿では、現代という時代を福祉国家体制からポスト福祉国家体制への大転換の時代と位置づけたうえで、経済倫理の視点から、ポスト・コロナの経済社会のあり方について考察している。ポスト福祉国家体制への転換の動きは、すでに経済社会のあらゆるレベルにおいて生じつつあるが、いままさに求められているのは、その動きをさらに推進し、時代を近代からポスト近代へと転換し、思いやりの経済社会を実現することにある。
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