2016 年 13 巻 1 号 p. 101-104
腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)は同じポリプロピレンメッシュを用いる点でTVM手術と共通しており、手技的にTVMから学ぶ点が少なくない。フランス式LSCは直腸膣壁間、膀胱膣壁間を遠位まで剥離するが、剥離層はほぼTVMと同じであり膜を意識して剥離する発想が有用である。メッシュは皺なく展開することが重要であるがそのためのアンカリングに関しても複数の非吸収糸を用いてしっかりアンカリングを行うことが重要でありそのための精確な剥離が求められる。さらに当科での短期成績と手技の研修の試みに関して述べた。