2016 年 13 巻 1 号 p. 49-51
【目的】Uphold手術の短期成績を検証し、これまでに行ってきた工夫について述べる。
【対象・方法】2013年7月~2015年10月(2年4か月)の間に、単一術者(筆者)が施行したTVM手術は242例。うちUphold型メッシュを157例に使用した。この157例について検証を行った。
【結果】輸血を要する出血無し。臓器損傷無し。術後尿閉症例および間歇的自己導尿を要した症例無し。他臓器メッシュ露出無し。メッシュ感染無し。メッシュの膣壁側露出を1例に認め、トリミングし治癒。再手術を要する再発は3例に認めた。うち2例は子宮頸部がキノコ状に腫大して下垂してきた症例で、後日頸部切断術を追加し経過良好。1例は小腸瘤が脱出してきた症例で、後日P-TVMを追加し経過良好。
【結語】Uphold手術の短期成績は良好と考える。現在ではUphold手術を膀胱瘤の大きさにかかわりなく行っているが、今のところ再手術を要する膀胱瘤再発は無い。