2016 年 13 巻 1 号 p. 70-72
尿道括約機構が高度に障害された重症腹圧性尿失禁では尿道内腔のcoaptationが必要で、人工材料を用いると尿道びらんを生じるため、自己由来筋膜スリング手術が適応となる。従来の尿道筋膜スリング手術は、現在広く行われているTVT手術と比し侵襲が大きく、また、経験のない術者も多い。TVTキットのAdvantage FitTMを尿道筋膜スリング手術に利用することにより、手術は低侵襲となり、また、TVT手術の経験がある術者であれば簡便かつ安全に施行可能であった。