日本女性骨盤底医学会誌
Online ISSN : 2434-8996
Print ISSN : 2187-5669
Anterior TVM+TOT手術後の全骨盤臓器脱に対し腟式子宮全摘術と全腟閉鎖術を施行した一症例
鹿沼 史子髙本 悠介矢﨑 淳五十嵐 茂雄永田 一郎
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ジャーナル 認証あり

2025 年 21 巻 1 号 p. 49-53

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抄録

本邦では経腟メッシュ手術(tension-free vaginal mesh: TVM)は合併症が少なく成績も良好とされ現在も多くの施設で行われている。本邦でのTVMは再発率が低いと報告されているが、少数ながら発生している。今回我々は前腟壁下垂に対するanterior TVM +Trans-Obturator Tape(TOT)手術12年後に完全子宮脱と著明な後腟壁下垂(小腸瘤、直腸瘤)を再発し、留置したメッシュの影響を受けることなく腟式子宮全摘術と全腟閉鎖術を遂行できた1症例を経験したので報告する。

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