主催: 日本林学会
森林総研九州
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防除により材線虫病の発生が抑制された佐賀県虹の松原において,クロマツ枯損木の発生状況とそれらにおけるマツノザイセンチュウの感染を調査した。2002年に発生した46本の枯損木のうち6本からマツノザイセンチュウが検出され,当地において材線虫病は根絶されていないことが示された。枯損木の40%以上が被圧木であり,また被圧木以外でも大径木では葉量の減少や樹幹の空洞化が観察され,虹の松原におけるクロマツ枯損には,被圧と樹木の老齢化による衰弱の寄与が大きいことが推測された。
日本森林学会大会発表データベース
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