日本森林学会大会発表データベース
第124回日本森林学会大会
セッションID: P1-105
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造林
福島・栃木サイトのスギ・ヒノキ人工林における間伐前後の下層植生の変化
*中泉 尭上條 隆志五味 高志恩田 裕一
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抄録
 本研究は、福島・栃木のスギ・ヒノキ人工林において間伐を行い、その前後で下層植生を比較することで、間伐が下層植生に与える影響を明らかにすることを目的とした。
 栃木サイトでは、スギ人工林に2か所(TS・TSC)、ヒノキ人工林に4か所(TH1・TH2・TH3・THC)、福島サイトではスギ人工林に1か所(FS)、ヒノキ人工林に1か所(FH)のプロットを設置した。間伐は2011年夏~秋に本数間伐率約50%でおこなった。各プロットを5m×5mのメッシュに分割し、それぞれにおいて、間伐前後に植物社会学的方法に基づく植生調査を行った。
 FH・TH1・TSでは下層植生の発達がみられ、出現種数が1.6~3.3倍、植被率が1.9~2.8倍となった。植被率の増加は主に草本層でみられた。これらのプロットの空隙率は11.9~19.4%とばらつきが大きかったが、間伐前に下層植生がほとんど存在しないという共通点がみられた。また出現種を生活形に分類すると、下層植生の発達がみられたプロットでは、落葉樹や一・二年生草本、多年生草本の増加がみられた一方で、常緑樹やシダ植物には特に変化がみられなかった。
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© 2013 日本森林学会
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