日本森林学会大会発表データベース
第124回日本森林学会大会
セッションID: P2-172
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集材方式の違いによる用材・バイオマス搬出システムの作業効率の比較-秋田県仙北地域における事例-
*吉田 智佳史佐々木 達也中澤 昌彦陣川 雅樹伊神 裕司藤本 清彦天野 智将西園 朋広高田 克彦
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抄録
用材とバイオマスを併せた森林資源のトータル収穫システムの開発を目的に,集材方式の異なる間伐試験を行い,用材およびバイオマス搬出の作業効率を比較した。試験は,秋田森林管理署管内の48年生スギ人工林に0.05haのプロットを3か所設定し,全木,全幹,短幹による間伐作業を行った。作業システムは,チェーンソー伐木,グラップル木寄せ,プロセッサ造材,運材車搬出であり,バイオマスは,造材時に発生した作業路上の枝条・端材を対象として,全幹プロットでは端材,全木プロットでは端材と枝条を搬出した。その結果,搬出作業システムの労働生産性は,用材が,短幹3.9m3/人日,全幹4.6m3/人日,全木5.3m3/人日であり,バイオマスが,全幹6.3t-dry/人日,全木4.8t-dry/人日であった。また,バイオマス搬出量は,全幹20.4t-dry/ha,全木28.7t-dry/haであった。全木集材方式は,バイオマス生産性は若干低いが用材生産性が高いこと,枝条を含めることによりバイオマス量の確保が容易であること等から,用材・バイオマスのトータル収穫システムとして効果的な作業方法であると考えられた。
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© 2013 日本森林学会
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