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第129回日本森林学会大会
セッションID: A10
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学術講演集原稿
ドイツの木材販売基金について
*堀 靖人
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キーワード: ドイツ, 林業, 木材産業
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抄録

 ドイツの木材販売基金は木材販売基金法に基づく制度であった。もともとは1969年の森林販売基金法にもとづき基金が作られ、当初は森林販売基金と呼ばれていた。木材販売基金はボンに公法上の機関として設置され、木材の利用を促進するために、国内外の市場開拓、木材や木材製品の販売促進を行うことを目的としていた。活動の原資は、林業や木材産業から木材や木材製品の販売額から一定の割合で徴収される課徴金であった。課徴金を徴収するのは連邦の農業食料機関であった。木材販売基金は木材利用促進のためのユニークな制度であったといえる。しかし、木材販売基金は2009年に廃止された。連邦憲法裁判所による判決が原因であった。 本稿では、木材販売基金の活動状況と意義を明らかにするとともに連邦憲法裁判所の判決内容とその背景を明らかにする。

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