日本森林学会大会発表データベース
第129回日本森林学会大会
セッションID: A16
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学術講演集原稿
緑の雇用による新規林業就業者の定着および技能の習熟過程
*杉山 沙織興梠 克久
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抄録

緑の雇用事業は国の失業対策とリンクした形で2003年より制度が開始し、2018年現在で15年目を迎える。育成する人物像は政策目標と連動しており、第1期(2003〜2005)では失業者対策、第2期(2006〜2010)では温暖化対策、第3期(2011〜2015)では利用間伐、第4期(2016〜現在)では主伐・再造林と、緑の担い手としてキャリアアップを目指す制度に発展してきた。本研究では、キャリアアップの体系が築かれた第3期に着目し、緑の雇用担い手対策事業の評価に関するアンケート調査で得られたデータを用いて林業事業体とOJT体制の関係の考察を行った。初年度から3ヶ年のフォレストワーカー研修 (FW研修)を受けた研修生 (FW)と所属する林業事業体の関係は、FWが従事する業務やそれを指導するOJT (On the Job Training) 体制に特徴付けられる。林業事業体に関して、位置する地域や経営形態、事業内容、従業員規模などから分類を行い、各事業体のタイプとFWの育成実態の関係を明らかにする。

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© 2018 日本森林学会
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