日本森林学会大会発表データベース
第129回日本森林学会大会
セッションID: C5
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学術講演集原稿
少年期の自然体験が森への意識に及ぼす影響-異なる世代へのアンケートより
*蒔田 明史木幡 修也石沢 真貴
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抄録

近年子供たちを取り巻く環境は大きく変化しており、その変化は子供たちの自然との関わりや自然への認識に大きな影響を与えている可能性がある。そこで、本研究では、①現在の小中学生、②その保護者の世代、③高齢世代、の異なる3世代に対し、少年期における遊び場所や森に対するイメージ等に関するアンケートを行い、少年期の自然体験が自然に対する意識形成にどう影響しているかを検証した。調査は、田園~山間地域である秋田県五城目町において、①地域の小中学校に依頼して全生徒(411人)と②その保護者、また、③高齢者については地域の健康講座参加者(98人)を対象におこなった。 その結果、世代を経るに従って少年期の自然体験は明らかに減少し、同時に森に対して怖い、危ないといった負のイメージをもつ者の比率が高くなっていた。しかし、小中学生でも、自然との関わりの多い子供たちでは9割近くが森に好印象を持っていた。 これらの結果をもとに、自然への健全な意識を育むためにどんな取組が必要かについて考えてみたい。

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