主催: 一般社団法人日本森林学会
会議名: 第129回日本森林学会大会
回次: 129
開催地: 高知県高知市(主に高知大学朝倉キャンパス; 3/26は高知県立県民文化ホール)
開催日: 2018/03/26 - 2018/03/29
ヒノキ林経営の方向性を考慮するにあたり、ヒノキはスギと比較して成長が遅いことから、高級感、耐久性の特徴を活かした高価格材生産を目的とすることが考えられる。特に長級6m材は、在来軸組工法の通し柱が主目的であり、単価がより高価なことから注目することにした。長材であることは、適寸の末口直径を得るために大径であることや、直材が入手しにくいなどの条件が考えられる。さらに、プレカット加工の普及により狂いの少ない集成材を使用したり、柱を見せない大壁工法など、素材を取り巻く環境が変化してきている。このような状況の中で、ヒノキ6m材の質的、量的な需給状態の現状と課題を確認し、高品質材を目的としたヒノキ林経営をどのように位置づけたらよいのかについて考察することにした。ヒノキを中心に取り扱っている岡山県I社を中心とした素材取り扱い、製材品取り扱いについての聞き取り調査やデータをもとに検討する。