日本森林学会大会発表データベース
第129回日本森林学会大会
セッションID: D17
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学術講演集原稿
UAVを用いた陽樹冠計測と陽樹冠による間伐の指針の検討
*音無 亮太髙橋 絵里奈米 康充
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抄録

近年、日本ではスギの人工林の多くが50年生以降の壮齢林となっており、伐期が延長されている。今後は間伐不足で高齢となるスギ人工林が増加することが考えられる。例えば吉野林業などの長伐期施業を行っている地域などでは陽樹冠量を基準として単木的な間伐が可能であるとされている(高橋2007)。伐期が延長され高齢になったスギ人工林においては、有用な間伐の指針は明確となっていない。杉谷(2015)は陽樹冠底面積はDBHや年平均DBH成長量との相関が高いということを明らかにしており、陽樹冠底面積が密度管理に有用な指標となる可能性が高いとしている。さらに米・高橋(2017)はUAVを用いた陽樹冠計測手法の開発を行い、UAVによる抽出陽樹冠底面積と成長量には相関があることを明らかにし、間伐選木の指標となる可能性があるとしている。これらのことからUAVによる空撮画像を利用し、GIS上に陽樹冠を表示することで選木を行うことが可能ではないかと考えた。そこで本研究では、陽樹冠の自動抽出を行い、抽出した陽樹冠による選木について検討する。

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© 2018 日本森林学会
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