日本森林学会大会発表データベース
第133回日本森林学会大会
セッションID: P-379
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学術講演集原稿
受口づくりの技能評価手法の検討
*猪俣 雄太山口 浩和上村 巧中田 知沙
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キーワード: 伐倒, 受口, 技能
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抄録

安全に伐倒するには、ガイドライン通りに受口等を作成する必要がある。ガイドライン通りにできたかを評価するために、伐倒の研修では水平面に対する会合線の傾き等を計測し、技能評価を行っている事例がある。この技能の定量化は、水糸などを使った簡易な器具で行っているが、その精度は示されていない。そこで、本研究では研修等で使用している器具の精度を明らかにするとともに、伐倒初心者がどの程度、ガイドライン通りにできるか、伐倒練習機を用いた試験を行った。簡易な器具の精度検証として、水平面に対する会合線の傾きと、会合線の直角方向と狙った方向とのズレを計測した結果、前者の誤差は0.4度程度であり、後者の誤差は0.6度程度で、実用上、問題ないと考えられた。また、通常の伐倒の高さにおいて、初心者が作成した受口を計測した結果、刃先側が平均5度下がる会合線を作っており、刃先側が上がった会合線はなかった。このため、初心者は刃先を下げないことを意識すべきであることが分かった。

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