株式会社高速道路総合技術研究所・道路研究部
2012 年 7 巻 3 号 p. 449-465
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グラウンドアンカー(以下,アンカー)は,昭和63年に旧土質工学会(現在の地盤工学会)の基準が改訂されて以降,防食機能が改善されたアンカーが採用されている。基準改訂前のアンカーは,引張り材の腐食などが懸念されるものの,アンカーは大部分が地中に埋設されており引張り材の腐食や変形などを直接確認することが困難な状態にある。本研究は,施工後約35年が経過したアンカーを対象としてリフトオフ試験や掘り起こし調査などを実施し,腐食の発生したアンカーの健全性評価における留意点について提案を行った。
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