日本家政学会誌
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大豆由来ペルオキシダーゼ固定化PET布帛の簡易調製と脱色能の耐久性
藤本 明弘松林 真奈美森田 みゆき
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2020 年 71 巻 12 号 p. 766-774

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抄録

 染色排水中の染料の脱色システムへの応用を目的として, 大豆の根の抽出液中のペルオキシダーゼ (SPO) を簡易的なアミン処理PET布帛への固定化を試みた.

 PET布帛のアミン処理条件について検討した結果, エチレンジアミン (EDA) 50 wt%濃度で処理した時がPET布帛の減量が少なく, アミノ基を導入出来ることが明らかとなった.

 EDA処理PET布帛 (EDA-PET) へのSPO固定化条件の最適化を行った. その結果, 固定化pHをpH4, 緩衝液をCarmody緩衝液, 固定化温度を20℃と決定した.

 最適化条件で調製したSPO固定化PET布帛を用いてオレンジⅠ水溶液の脱色反応の条件について検討したところ, p-クマリン酸濃度5.0×10-4 M, 過酸化水素濃度8.3×10-4 M, 反応温度20℃となった.

 SPO固定化PET布帛によるオレンジⅠ水溶液の繰り返し脱色反応性について評価した. 退色反応4回目では反応速度が1.12×10-3 min-4となり, 染色排水処理に利用可能な速度で脱色反応が進行していた.

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© 2020 一般社団法人 日本家政学会
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