家政学雑誌
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甘藷の糖化におよぼす調理法の影響について (第 1 報)
加熱温度と糖生成との関係
伊東 哲代安藤 孝雄市川 邦介
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1968 年 19 巻 3 号 p. 170-173

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抄録

甘藷の加熱処理法と糖生成量との関係を求めるため、甘藷の擂砕物、搾汁および粗酵素を用いて検討した結果は次のごとくであった。
1 甘藷の擂砕物および搾汁においては、基質でんぷんのα化とも関連して、80℃附近において糖生成量が最大となった。またその糖化は、100℃に達するまでの時間が10~20分間あれば十分である。
2 予め、基質をα化した場合、糖化は60℃附近において最も大であった。

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