日本総合健診医学会誌
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マハラノビスの距離を用いた健康診断における総合判定の信頼性向上に関する研究
長谷川 良子
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2000 年 27 巻 1 号 p. 11-23

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抄録
本研究の目的は, マハラノビスの距離を健康診断に応用し, 総合判定の信頼性向上を図ることである。直交表とSN比を用いて寄与する要因項目を選択し, ROC曲線を用いて識別力の評価を行った。この結果, 健康診断の総合判定の信頼性を向上させることができることを解明した。
さらに, 予防医学的見地から, マハラノビスの距離は個人の健康の動きのモニタリングとして有効であることを示した。
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