人間ドック受診者のLDL-C値と生活習慣との関連について

駒木根 一世; 萩原 幸恵; 後藤 直子; 川又 美保子; 直井 芳文; 岡 邦行; 門馬 勇次; 佐藤 明弘

doi:10.7143/jhep1985.27.142

駒木根一世, 萩原幸恵, 後藤直子, 川又美保子, 直井芳文, 岡邦行, 門馬勇次, 佐藤明弘

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キーワード: LDLコレステロール, 直接法, 生活習慣, 動脈硬化症

ジャーナルフリー

2000 年 27 巻 2 号 p. 142-147

DOI https://doi.org/10.7143/jhep1985.27.142

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抄録

LDLコレステロール直接測定試薬 (コレステストLDL) を用いて人間ドック健診受診者929名のLDLコレステロール (LDL-C) 測定を行った。本法の基礎的性能を検索したところ, 日常検査での使用に信頼できる測定精度を示した。健診者のLDLC値と生活習慣関連因子との関係を調べた。肥満, 高血圧, 喫煙習慣はLDL-C値が上昇した。肥満, 高血圧, 喫煙習慣は動脈硬化の危険因子であることが確かめられた。直接法によるLDL-C測定は, 動脈硬化症の診断に有用であると考えられた。

責任著者(Corresponding author)

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